〔040〕櫃ヶ山 (953m)

2011年07月17日


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岡山県真庭市
当初、櫃ヶ山から登って星山まで縦走する予定であったが、今朝は山頂にガスが掛かり、縦走を中止して星山に続いて単独で山頂を往復することにした。
Road Map :米子道を湯原ICで下りて、R313を南下し、久納集落入口の国道登山口に向かう。
Route Map:国道登山口から左廻りに周回する。
標高差:651m
岡山100山』   山頂からは360°の大展望。
コースタイム:3時間31分(休息時間含む)
下り:1時間31分
櫃ヶ山 下山路分岐 沢出合 龍頭の滝分岐 登山口 駐車場
13:25 13:35 13:55 14:37 14:51 14:56
駐車場 登山口 5合目 天狗の森分岐 8合目 櫃ヶ山
11:25 11:29 12:17 12:51 12:59 13:15
登り:1時間50分
村道を歩き始めて振り返り駐車場を見る。駐車場は狭く、5台で満車状態であったが、北側にも駐車場があったので、そちら側に車を停めた。
国道313号線沿いに登山口を示す大きな看板があった。ここは久納集落の入口であり、実際の登山口は村道を上がった所にあった。ここの駐車場に車を停めて11時25分に出発する。
登山口からしばらくは畑仕事道を進む。展望が得られる個所は日当たり良好で日差しがきつい。
村道を4分程歩くと登山口となる。村道周辺は駐車禁止となっており、村民の生活道路なので、この辺りに車を停めない方が良さそう。
樹林が切れた個所からはR313と旭川が望めた。
展望の利かない植林帯は、いつもなら嫌な思いになるのであるが、今日は日差しを遮ってくれる植林帯を有難く感じる。右側下からの沢音を聞きながら緩やかに登って行く。
21分歩くと舗装された立派な道路に出た。当然、ここまで車で来れないのかと思ってしまうが、周辺には停めている車は見当たらなかった。対面の登山道に入って行く。
道標が所々にあり助かる。ここまで殆ど水平道で一向に標高を稼いでくれない。
うっとおしい植林帯であるが、風が少し吹き抜け汗でびっしょりの体に涼を与えてくれる。
緩やかに下り、小さな沢に出る。沢水でタオルを濡らして首に掛け、暑さ対策をする。
日当たり良好の登りは斜度より暑さが堪えた。
52分にて”5合目”に着く。ここまでは距離が長いだけで標高は殆ど稼いでくれなかった。ここからは樹林が無くなり、強烈な真夏の日差しを受けることになる。内心、今日は展望なんて要らないと思っている。
6合目”から初めて”櫃ヶ山”が見えた。山頂までは日当たり良好な道が続いている。
日差しで暑いので、木陰を見付けては休憩しながら、ゆったりと登って行く。
1時間26分にて”天狗の森分岐”に着く。この時点では天狗の森は下山時に寄ってみようと思っていたが、実際には周回路で下山したので、天狗の森には行けなかった。(どうせ大した所ではないと予想されるが)
1時間34分にて”8合目”に着く。5合目からはずぅーっと展望が得られている。
登り途中より”三坂山”(903m)を見る。次回は三坂山から櫃ヶ山を眺めて見たいのもだ。
1時間41分にて”9合目”に着く。山頂までは強烈な日当たりだ。大した登りではないが、暑さで最後の階段道が堪えた。
今日はこの木陰が有難く、ポカリを飲んで体温を下げておく。
山頂からは眼下にR313、旭川が見えた。直登となれば急勾配であるが、登山道は大きく遠回りして緩やかに登って来た。
1時間50分にて”櫃ヶ山”(953m)に着く。
山頂はだだっ広く、略360°の展望が得られた。炎天下でファミリーハイカーがお昼にしていた。
”大山”、”蒜山”も見えたが、遠景であり、何とか見えているだけの感じ。大山の山頂にはガスが掛かっていた。
周回路は道が悪いとの話しであるが、周回路で下山することにする。五輪山まで行って見たいが、この暑さでは辛いだけだろうから、今日は割愛する。
10分で”下山路分岐”に着く。まだ五輪山への後ろ髪が引かれているが、縦走は涼しくなってからすることにして、素直に下山する。
今の所、道はちゃんと付いており問題なく下って行ける。
樹林帯に入り暑さは少し凌げる様になる。道は登山道らしくなり、雰囲気も良い。
単調な下りが続く内、沢音が聞こえ出した。
小さな落ち込みが多く、沢水は透明度が高く綺麗なのだが、沢底が苔ていて綺麗くない。
下山30分にて小さな沢に出る。この後は沢沿いに下ることになる。
何度も橋を渡る雰囲気の良い沢沿いの道が続く。
橋は丸太を渡しただけの粗末な物であるが、小さな沢なので渡るのには問題無しだった。
下山53分にて舗装された立派な道路を横断する。登り時の道路と続いているのだろうか。次回来る時があれば是非、この道路を利用してみたい。
道路を渡ってからは道は荒れだし、2箇所の渡渉に橋が無かった。飛び石で渡る。この辺りを指して登山道が荒れていると言われている由縁か?。
大きく遠回りして”久納集落”に出るが、ここには登山口の表示がまったく無く、登り時に登山口を見付けるのは困難そうな感じがした。集落内を下って行くと登り時の登山口に出た。
下山1時間12分にて”龍頭の滝分岐”に着く。龍頭の滝は駐車場と方向が反対なので、帰りが遠かろうと割愛したが、実際は龍頭の滝を廻った方が駐車場に近い位だった。
神庭の滝
三坂山を取止めて”神庭の滝”見物に行くことにしたが、駐車場が満車で道路に空待ちの車列が出来ていた。並んでまで見たくはないので、次の機会に回すことにして帰宅する。
ひつがせん